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宮城県の遊歩道、ハイキングコース 
大年寺山・愛宕山 その2
・場所:仙台市太白区
・コース:その1 長町1丁目〜大年寺山〜仙台野草園
     その2 虚空尊堂〜千躰堂〜愛宕神社〜愛宕山横穴墓群
     その3 愛宕橋〜広瀬橋 長町1丁目 計2時間30分


 虚空蔵堂  千躰堂
 鐘楼  愛宕神社
 愛宕神社楼門  愛宕山横穴墓群



虚空蔵堂  三間四方、棧瓦葺、宝形造で、万治2年(1659)、青葉山に建立された後、経ヶ峯に移され、二代藩主の廟・感仙殿造営の際に、現在地に移築された。厨子:仙台市指定文化財
虚空蔵堂山門


きつい階段



虚空蔵堂



虚空蔵堂の屋根 龍瓦




千躰堂
せんたいどう
 「伊達治家記録」によると「城辺に千躰佛を祀るが故に千躰城と号す」と記され、この千躰佛は大満寺の千躰佛を指し、この千躰佛こそ仙台地名の源である。






梵鐘  千躰堂脇にある梵鐘は茂ヶ崎の大年寺にあった物で、五代藩主伊達吉村が先代藩主の供養の為、享保5年(1720)に作らせた。明治以降、この鐘は大年寺から大満寺に移された。梵鐘:仙台市指定文化財
鐘の表面を縦に区分する縦帯 「両足山大年禅寺」


「享保庚子年夏五」

↑ 梵鐘の縁は波状八葉形に鋳造


愛宕神社  仙台總鎮守
 米沢から岩出山から元寺小路から現在地に移動、建築年代については,様式手法から見て江戸時代初期頃
 仙台市指定文化財:本殿・拝殿、
源頼政鵺退治図絵馬、牛若丸剣道修行図絵馬
拝殿


本殿
平成12・13年に解体修理
屋根は本来の木羽葺型とし、銅板葺にした。


愛宕神社の夫婦杉




源頼政鵺退治図絵馬
奉納者:五代藩主伊達吉村
江戸時代(享保9年 1724




牛若丸剣道修行図絵馬
奉納者:五代藩主伊達吉村
牛若丸が、烏天狗を相手に剣術修行をした伝説を題材としている。





愛宕神社からの展望
SS30と広瀬川


愛宕大橋と広瀬川


泉ヶ岳と仙台観音



愛宕神社神門  門両袖に天狗の座像があります。
 正面向かって右が大天狗、左が烏天狗 両方日本最大
 文化元年 1804年 三間一戸の八脚門



 大天狗
 大天狗は愛宕太郎坊と云われ、天狗の中でも最高位の天狗と云われます。





 


烏天狗 
鳥天狗は大天狗の命を受け、善道を司ると云われております。





 


愛宕山
横穴墓群
 飛鳥時代・奈良時代
 標高20〜28mの丘陵斜面にある飛鳥時代を中心とする横穴墓群である。これまで3つの地点より計33基の横穴が確認されている。この内、唯一装飾壁画をもつ1基の横穴墓からは5体分の人骨が出土






その3 愛宕橋〜広瀬橋 長町1丁目へ